仙台リスクマネジメント

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間に合いました!     速報を多くの国民が初体験・ 学校での避難にも有効     防災訓練が変わった     地震速報の浸透      

9月2日 2008年

 

1.「防災の日」訓練リポート
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関東大震災(1923年)が起こった9月1日、「防災の日」に
例年通り、全国各地で防災避難訓練が行われました。
しかし、昨年までの訓練とは違った点があります。
それは、多くの訓練で、「緊急地震速報」の受信を前提に
避難訓練が行われた点です。

ある自治体では、朝8:30、朝礼の終了後すぐに、放送に
よる防災避難訓練が行われました。

「緊急地震速報です。すぐに大地震がきます!」

繰り返す音声に反応して、放送を聞いた職員がヘルメットを
かぶって近くの机の下にもぐり、地震が収まったと確認
された後に、避難行動・・・といった具合です。
従来の地震や火災発生後の避難だけでなく、地震発生前
(約10秒)の訓練ができるようになったのは大きな違いです。

また、ある保育園では、夕方4時から訓練が行われました。
放送がなると、それまで遊んでいた園児達を、先生たちが
まとめます。

「窓をあけてください! はい、みんなしゃがんで~!」

すぐに体を小さくまるめてしゃがみ込む園児たち。日頃から
の訓練のせいでしょうか、子ども達が身を集まって丸める
のに要したのは、わずか5秒程度でした。
昨年10月から一般向けが始まった緊急地震速報。
各地で初めての「緊急地震速報」対応型の訓練が行われた
記念すべき「防災の日」となりました。


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2. 防災訓練が変わった!
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「地震まであと30秒です」、そんな体験を過去にしたことの
ある人があなたの周りに何人いるでしょうか?

訓練で一度、体験していただけるとわかるのですが、緊急
地震速報を使った防災避難訓練をやっても、最初は誰もが
 ”アタふた、アタふた” して何をしたらいいのか戸惑う人が
多いようです。ある人は、走って階段を駆け降り、ある人は
まったく動けずに立ち尽くす。またある人は棚の上の重い物
が落ちないように支えていたり、机の下にもぐる人もいます。
そして、結局多くの人が、カウントダウンがゼロになった時、
「ああ、地震がきちゃった~」と悔しい思いをするようです。

後で聞いてみると、「30秒が非常に短く感じた」という意見が
圧倒的。日頃の訓練の大切さがわかります。

これまで、「避難訓練は何度やってもマンネリ化してしまい、
緊張感を高めるのは難しい」と感じる担当者の話を何度も
聞いて参りました。 

しかし、緊急地震速報を使った訓練を何度か繰り返すと、
わずかな時間を生かして、「危ない場所から離れ、安全な
場所に身を隠す」ことができるようになります。
さらに、日頃の仕事や生活の中でも、どこが【危ない場所】
で、どこが【安全な場所】か、目に着くようになるようです。
これが、結果的に防災意識の向上につながり、避難訓練
のレベル向上にもつながるようです。