仙台リスクマネジメント(HR-RM) Human Philosophy-Risk Management

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Human Philosophy - Risk Management (HP-RM)憲章

 

Human Philosophy - Risk Management」憲章

(この憲章は、リスクマネジメントにおける究極の宣言書として尾崎洋二が:3/112011年:大地震・大津波に対するリスクマネジメント総括・理念として制定しました)

 

 未曾有の巨大リスクに向けての対策において、重大な責任がリスクマネジメント業界に伴ってきます。今回の巨大リスクを体験したことによって、リスクマネジメント業界は、今後起こりえる巨大リスクに対応できるように、社会哲学、人間精神の大転換をする必要性があります。

 

H.P-R.Mの存在価値は、リスクマネジメントに関わる全ての従事者の主体的なあり方に依存します。

また所属する組織(会社・団体)が常に正しい軌道を進むよう、現実的かつ勇敢な行動を自発的にとる利他精神に溢れた従事者を心から支援することが、H.P-R.Mの存在価値となります。

 

社会的存在としてのH.P-R.M関係者は、「すべてを活かす人間哲学」の実践者たるべきです。

「すべてを活かす人間哲学」とは、「徹頭徹尾、人間から出発して、人間へと帰着する」ことを原則とします。

 「すべてを活かす人間哲学」とは、「生かす主体と活かされる対象は、手段と同時に、目的の意味をも同時に持たせます。活かす対象を単なる手段と見なさない」ことを意味します。

 

 H.P-R.Mの進歩は、理性によるだけでなく、理性を操作する人間的直感の深化とその質的向上によるものとします。自由自在の心の能動性が発揮できる人間の全体性において、人間的直感の深化が図れるものとします。

 

 H.P-R.Mにおいては、近代の機械的な理性は、生命の全体性に根ざした理性へと再生させて行きます。生命全体への「心」がこもった「理性」の使い方がなされる限り、何ら問題がないものとします。

 

 安全・安心を提供し、持続を確保するH.P-R.Mを破綻させる一切の元凶は、知性(直感)、理性(論理)、感性(感情)のバランスの無さからきます。私達H.P-R.M従事者は、あくまで人間生命の調和的な全体性の恢復を目指します。

 知性(直感)、理性(論理)、感性(感情)の統合性こそ、「生命」という原点の「全体性」を生き抜いて行く、H.P-R.M従事者の人徳とします。

 

 「H.P-R.Mのリスクマネジメント学における目標」として、

1-西洋哲学から東洋哲学へのパラダイム転換の必要性を訴えて行きます。

2-仏教の 慈悲 を社会哲学(社会のあり方について考える人間哲学)化して行きます。

3-主体的な人間と人間(H.P-R.M従事者)が調和的に結び合う世界を展望して行きます。

 3.11総括

 

Mr.Stephen  Rockefeller :The drafter of Earth-charter-2000

スティーブン・ロックフェラー氏:2000年度 地球憲章 草稿者
ミドルベリー大学名誉教授
人間の安全や幸福を保障すると思われてきた科学技術、
豊かな物資に依存することの限界が見えてきた。

今真に復興すべき価値とは何かが深く問われています。

同時に外的な条件のみを安全の基準とするのではなく、
人間の心の中に安心、安全の基準をどう育むかを考えることも重要になってきた。

原発を維持するなら、最大限の安全基準が設けられ、
それが順守されていかねばならないことも明らかになった。
核エネルギーの統治政策に関する安全で開かれた議論が先決となる。


地震や津波は私たちに、
人生の課題についての深い疑問を投げかけている。
その一つは、科学技術が人類にいかに強大な力を与えても、
それは人間が生きるための基本的な条件としては、
全く無力であったということです。

逆に、(地震や津波は)こうした危機が私たちに、
倫理や価値を分かち合うことの重要性、
高い社会的責任に立つことの大切さに気づかせてくれている。

そして、こうした苦難こそが、私たちに、
過去の世代の人々が保っていた信仰や価値観に目覚めさる機会を与え、
よりよき未来の建設のための知恵の探求に向かわせてくれる。

完全かつ最も深遠な意義における安全保障は、
そうした宗教的人生を築くことによってこを得られるものでもある。

10
精神的な目覚めこそが、
内なる平和を築き、
自己と自己を取りまく世界との調和を感得する知恵の源となる。

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それによって私たちの存在の真実は決して孤立したものではなく、
相互関係的なものであることも覚知していける。

12
この覚知がまた、
愛や慈悲といった倫理への献身のより深き力ともなっていくのです。

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究極するところ、
私たち自身がその一部でもある共同体や、
より大きな宇宙との正しい関係性の中に自己を没入することによって、
真の自分自身を発見することもできる。

14
この考えは、
「他力すなわち有限な自己を超えた永遠なるものへの祈りと融合によって初めて、
 自力も十全にはたらく。
 しかし、その十全なる力は本来、自身の中にあったものである」
(池田大作氏 ハバード大学講演 1993年)
この言葉と深く響きあうものがある。

15
人間存在のあり方、価値観を
「having(何を持っているか)」から「being(どのような生き方をしているのか)」へと
転換することによって、一人一人が、
時間や生死を超えた、普遍的な  " 生 " の世界に参加することが、より可能となる。

16
そして、永続的な調和の意味、
存在の真の意味を深く心に染めていくことができる。

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現代の産業文明において支配的な世界観である人間至上主義的世界観は、
自己中心的な個人主義を助長する傾向にある。

18
これはまた、人類という種族が創世の頂点にあり、
他の全ては人類に奉仕する存在であるとの思想を助長する世界観でもある。
そうした人間至上主義の最大の弊害が今地球環境の危機と表面化されている。

19
ヒューマニズムという言葉を用いるにあたって心すべきは、
そのヒューマニズムの含意が、人間中心主義ではなく、
人間を含めた全ての生命を中心に置くものであることを明確にしておく。

20
私たち人間は、地球上の、よりおおきな生命の共同体の一員なのです。
その一員として私たちは、
他の人間のみでなく、他の生命、
さらには私たちの存在を維持してくれる生態系に対して責任を持たなければならない。

21
さらにいえば私たち一人一人が、
特別な目的をもって存在する宇宙それ自体である。

箇条書き引用 from 「大白蓮華」 09-2011