仙台リスクマネジメント(HR-RM) Human Philosophy-Risk Management

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 究極のリスクマネジメント:日本国家の命運は?

2009年1月9日  尾崎 洋二

 
「誰も知らない震災対策:放射能で首都圏消滅」という書籍を著者
である知人から贈呈されました。
 
 著者は古長谷(こながや)稔さん。出版社は三五館(¥1200+税)。
 表紙には「”日本沈没”は小説だったが、本書は現在進行形の
”日本壊滅”のノンフィクションです。誰一人として、この現実か
ら逃れられない!」との文言。
 
 書籍の帯には「あっ、東海地震だ!そして、そのあとさらに恐ろ
しい事態が・・・ 首都圏はたったの6~8時間後、放射能に汚染
されてしまう! あなたに備えはありますか?それより、あなたは
どこまで知っていますか? すべてを報告し、すべてに答えた本」
との文言。
 
 書籍の裏帯には「まさか?と思って暮らしている、あなたへーー
衝撃の内部告発1ー「耐震捏造・・・」浜岡原発設計者
「完全なごまかしです。当時は地震といっても横揺れだけしか考え
ておらず、縦揺れは無視していました。”耐震設計”として明らか
に不十分でした」
 
衝撃の内部告発2ー「欠陥コンクリート骨材を納めた」業者
「納入する(原発の)コンクリート骨材が粗悪なため、国指定の検
査機関から”有害”と認定されてしまいました。そのため”データ
ー改ざん””証明書偽造”を行い、”無害”と”偽装”して納入を
続行しました」
 
衝撃の内部告発3ー「地震の前からヒビ割れている」原発技術者
「原発はもともと地震のあるところに原発を建てないアメリカ製な
ので、地震対策が詳細に検討されていない」アメリカをはじめ原発
大国は、そもそも地震が起こりそうな場所には原発をつくらないの
です。
 
地震学者の証言1ー「浜岡原発は止めるべきです」
「(浜岡のように)巨大地震の発生が最も懸念されているところに
原発を設置するのは、世界の常識からすれば異常です」と前・地震
予知連会長の茂木清夫博士
 
地震学者の証言2ー「地震学的に見ると、いろいろ疑問点がある」
「放射能と震度7の大地震が重なって、住民の避難や救出ができる
のか。・・・各分野の研究者が集まって、”原発震災”の詳しいシ
ナリオを分析して欲しい」と石橋克彦神戸大学教授
 
 上記の記述.

 工業高等専門学校電子制御工学科を経て大学の工学部を卒業され
た著者の古長谷さんは、衆議院議員の公設秘書時代に浜岡原発の実
情と原発震災の危機を知って、多分危機感から「秘書の仕事どころ
ではない。この危機を首都圏の人々に伝えなければ」という使命感
を持たれ、秘書を辞め、2004年に「原発震災を防ぐ全国署名連
絡会」を立ち上げられらたかと思います。
 
 この著書の目的は、「東海地震が起こり浜岡原発が被害を受ける
と、浜岡原発の爆発が起こり、この原発から約200km風下に、世
界一人口密度が高い日本の首都圏が高濃度の放射能に襲われる。
 そうなれば首都圏は誰も住めない”死の都市”と化す。その時「
円」の価値は?ガン患者になると予想される人数は192万人から
835万人になる」という恐ろしいできごとを防ぐことです。
 
 昨年ありえないことが起こりました、世界中の経済知識人が予想
も予知もできなかったことが起こり、2009年世界同時に金融・
経済問題が、生じています。
 
 リスクマネジメントにおいては「ありえないことでもヒントをも
らった、気づきを与えてもらった以上は考えてみる」というのが基
本です.
 
 古長谷さんのいわれることも、「やはりあり得るかも・・・」と
まず思い、この著書を手にすることが「日本国家を救うリスクマネ
ジメントになるのでは?」と私は読了後感じました。